新刊のお知らせ 2017/06/27

更新日:2017/06/27

2016年6月,「マネー・トラップ」を出版いたしました.
本書は,「金融危機は,なぜ繰り返されるのか」を分析し,回答の1つとして,
新しい通貨制度を提案しています.
本書の序文は,ケインズの研究で有名な,ロバート・スキデルスキーが記述しており,
これは本書が客観的に評価されていることを裏付けるものと言えます.
また,本書の英語版には,以下のようなコメントが寄せられています.

「世界的金融危機についてこのように明快かつ広範囲にわたって書かれた本書のなかで、ロバート・プリングルは危機の近代史上の起源をたどって、ストーリーに関する多くの要素を取りまとめている。危機に関する無数の書物のなかで、本書は物語への近寄りやすさと明瞭な提案の観点で際立っている。あらゆる種類の実務家や評論家が読んでも得る点があるだろう」。
――フォレスト・キャピー、経済史名誉教授、キャス・ビジネススクール、ロンドン

「本書は2007年とそれ以降の年における大参事につながった一連の原因を試みた、おそらく最も野心的な――そして適切でもある――試みである。経済学の文献とキャリアのほとんどをこの重要な主題に捧げてきた著者の個人的な意見に基づいて、解決策を提案している。分析は専門家だけでなく、より重要なことに、われわれの社会にとっても根本的である。政府高官、経済学者、学生、市民にとって必読書である」。
――ジャック・ド・ラロジエール、IMF専務理事(1978-87年)、フランス銀行総裁(1987-93年)

「『マネー・トラップ』は国際通貨制度改革という重要な問題を深く検討している。ブレトン・ウッズ体制が終焉して以降、世界経済には大国と小国の両方に利益をもたらしていた市場を効率的均衡に向かわせるルールが欠如していた。プリングルは現行の国際取り決めがなぜ繰り返し危機をもたらしているかを示している」。
――アラン・メルツァー、政治経済学教授、カーネギー・メロン大学、ピッツバーグ

「本書は危機と通貨制度というテーマについて、独創的・野心的・大胆・挑発的なアプローチを体現している。…政策当局・アナリスト・学者・金融市場参加者などにとって利用可能な文献にとって貴重な追加になっている」。
――Y・V・レディ博士、元インド連邦準備銀行総裁

「特に過去の過ちを中心に歴史を振り返ることは常に非常に重要である。そうすることによって、われわれは同じような危機が襲ってきる将来において、どのように振る舞うべきかを知ることができる。ロバート・プリングルの本はまさにそれを教えてくれる。現在の国際金融システムのわれわれの理解に多大な貢献をしている」。
――榊原英資、早稲田大学教授、元大蔵省財務官

「本書は企業にとって最大の負担――信頼できる貨幣の欠如――を際立たせるために、あらゆる批判や困惑を一刀両断にしている」。
――グラハム・バノック、(R・E・バクスターとの)共著『パルグレーブ世界経済史百科事典』