アメリカ連邦準備制度の内幕 議長側近の見たアメリカ金融政策とその運営

更新日:2010/08/31

アメリカ連邦準備制度の内幕

議長側近の見たアメリカ金融政策とその運営 マーテインから
ミラー、ボルカー、グリーンスパンを経てバーナンキまで

ステファン・H・アキシルロッド 著

田村勝省 訳

2010年8月 発行

定価 2,000円

ISBN 978-4-903532-66-0

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・  序文,目次

概要

本書は,アメリカの連邦準備制度理事会の歴代の議長にもっとも近い側近として活躍した著者が,アメリカの金融政策がいかに作られて実行されてきたか,その際に各理事の能力や個人的性格がいかに政策形成に影響してきたかを詳細に語ったユニークな本である.ニクソンショック,プラザ合意,ボルカー議長によるインフレ対策,LTCM破綻の際にFRB がとった対策,これらについて裏方として活躍した秘話も語られている.最近ではグリーンスパン,バーナンキ時代での金融政策からサブプライムバブルの破綻に対する対応の遅れなどを,内側の人として分析している.

目次

はじめに

第一章 金融政策の運営と運営者に関する概観

第二章 ビル・マーティン時代

第三章 アーサー・バーンズ時代、そしてインフレとの戦い

第四章 谷間のビル・ミラー時代

第五章 ポール・ボルカーとインフレに対する勝利

第六章 グリーンスパン時代とそれ以降

第七章 FRBとそのイメージ

第八章 まとめと将来の展望

補遺A FRB議長とアメリカ合衆国大統領の年表

補遺B 経済的目的と金融政策指標

2007-2009年の金融危機とFED――(著者あとがき 2009年11月)

著者紹介

ステファン・H・アキシルロッド(Stephen H. Axilrod)

ハーバード大学経済学部(首席の次で卒業),シカゴ大学経済学部大学院博士課程修了.1952 年から1986 年迄,理事会でのエコノミストからスタートしてトントン拍子で昇格昇進した後,ディレクターとしてあらゆる重要な会合に出席し,議会証言なども行った.1986 年退職後は,日興證券インターナショナルの副会長に就任した.バブルや日本経済への日銀の対応にも通暁している.

訳者紹介

田村 勝省( たむら かつよし)

1949 年生まれ.東京外国語大学および東京都立大学卒業.旧東京銀行で調査部,ロンドン支店, ニューヨーク支店などを経て,現在は関東学園大学教授,翻訳家.

訳書
『アメリカ大恐慌(上下)』(NTT 出版,2008 年)
『大転換 ――帝国から地球共同体へ』(一灯舎,2009 年)
『企業の名声 ――トップ主導の名声管理・回復十二か条』(同,2009 年)
『ウォール街の崩壊の裏で何が起こっていたのか? 』(同,2009 年)
『ニューエコノミーでアメリカが変わる!――幻の富から真の富へ、オバマ大統領への期待』(同,2009 年)
『世界給与・賃金レポート――最低賃金の国際比較 組合等の団体交渉などの効果、経済に与える影響など』(同,2010 年)


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