わが家のお医者さん もの忘れと認知症

更新日:2007/07/31

わが家のお医者さん

もの忘れと認知症

クリストファー・N. マーティン/キャサリン・R. ゲイル 著

橋本 貴夫 監訳

三枝 小夜子 訳

2007年7月 発行

定価 1,050円(税込)

ISBN 978-4-903532-12-7

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・  第1章、第2章

概要

ほとんどの人は、年齢とともにもの忘れが増えてきます。そのせいできまりの悪い思いをすることもありますが、この本に詳しく書かれているように、ふつうはなにも心配する必要はありません。もの忘れは、ここで紹介するちょっとした工夫により、簡単に対処することができます。けれどもときに、深刻な病気の徴候として、記憶力が衰えてくることがあります。アルツハイマー病や血管の病気による認知症が、それに当たります。この場合には、専門医に診てもらう必要があります。

この本は、認知症の人が周囲の人の協力を得たり支援を受けたりする方法を紹介すると同時に、介護者、家族、友人のための実践的な手引きにもなっています。

目次

第1 章もの忘れが多くなって心配です

第2 章あなたの記憶力をチェックしてみましょう

第3 章もの忘れに対処する

第4 章深刻な病気なのではないでしょうか?

第5 章認知症とはどんな病気なのでしょうか? 36

第6 章病院ではなにをするのでしょうか?

第7 章家族の気持ち

第8 章介護の支援

第9 章なにができるのでしょうか?

第10 章どうしてこんなことに

第11 章認知症の未来

役に立つ情報源

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著者紹介

クリストファー・N. マーティン(Christopher N. Martyn)

医学博士.神経科医.サウザンプトン総合病院のウェセックス神経
センター顧問医および医学研究審議会の臨床科学者として,神経系
の変性疾患の研究プログラムにたずさわっている.

キャサリン・R. ゲイル(Catharine R. Gale)

医学博士.医学研究審議会の上級研究員として,加齢の過程や高齢
者の精神機能に影響をおよぼす要因について研究している.

監訳者紹介

橋本 貴夫(はしもとたかお)

1991 年京都大学医学部卒業.京都大学医学部附属病院,財団法人田
附興風会北野病院勤務等を経て,1998 年医学博士号取得.1999 年よ
り米国UCLA ジュールス・スタイン眼研究所ポストドクトラル・リ
サーチ・フェロー,2005 年より同研究所スタッフ・リサーチ・アソ
シエイトを務め,現在に至る.

訳者紹介

三枝 小夜子(みえだ さよこ)

東京大学理学部物理学科卒業.
翻訳家.


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