わが家のお医者さん コレステロール

更新日:2007/07/31

わが家のお医者さん

コレステロール

マイク・レイカー 著

橋本 貴夫 監訳

寺町 朋子 訳

2007年7月 発行

定価 1,050円(税込)

ISBN 978-4-903532-13-4

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・  第1章

概要

コレステロールは脂肪の一種で、体にはなくてはならない重要な物質で、一部は食べものから、ほとんどは体内、おもに肝臓でつくられます。

コレステロールは、血液中や、すべての細胞に存在しますが、血液中のコレステロール(LDLコレステロール)が増加すると、動脈の内壁にたまり、血管がせまくなったり、つまったりします。その結果、死亡の原因となる冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)や脳卒中(脳梗塞や脳出血)を起こします。

以上より、コレステロールは体にとって重要な物質でありながら、その量により、命にかかわる病気を起こす物質でもあります。コレステロールの調節は大変むずかしい問題です。この本はコレステロールについて詳しく、分かりやすく書かれています。

目次

第1 章はじめに

第2 章体にとって重要な脂肪

第3 章悪玉コレステロールと善玉コレステロール31

第4 章なぜ血液中のコレステロール値が高くなるのか

第5 章高コレステロール血症の診断

第6 章高コレステロール血症の治療

第7 章薬によらない高コレステロール血症の治療

第8 章薬による高コレステロール血症の治療

第9 章特別なケース

役に立つ情報源

索 引

私のページ

著者紹介

マイク・レイカー(Mike Laker)

イギリスのニューカッスル・アポン・タインNHS トラスト病院(日
本の国立病院に相当)の専門医およびニューカッスル大学臨床生化
学・代謝内科の講師を務める.コレステロールや脂質代謝にかんし
て幅広い経験を積んでおり,冠動脈疾患や糖尿病と脂質との関係に
ついて,とくに研究上の興味を抱いている.英国高脂血症協会の元
事務局長.

監訳者紹介

橋本 貴夫(はしもとたかお)

1991 年京都大学医学部卒業.京都大学医学部附属病院,財団法人
田附興風会北野病院勤務等を経て,1998 年医学博士号取得.1999
年より米国UCLA ジュールス・スタイン眼研究所ポストドクト
ラル・リサーチ・フェロー,2005 年より同研究所スタッフ・リサー
チ・アソシエイトを務め,現在に至る.

訳者紹介

寺町 朋子(てらまち ともこ)

京都大学薬学部卒業.
飲料メーカーで医薬品の研究開発に従事し,外資系科学出版社を経
て翻訳に従事.


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